みちのく一人旅 〜7/24 千と千尋の神隠し旅館 (8)


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花巻南温泉郷より
もっと山奥へ…

千と千尋の神隠しが
さらに古さを増したような建物
おひとりさま大歓迎の湯治場
鉛温泉藤三旅館です。


ずっと泊まりたいと思っていた旅館です。
やっと夢が叶いました。



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6畳渓流側のお部屋は満室だったので
少し広めの8畳です。
古いけれど、しっかりお掃除されていて
気持ちが良いです。


お部屋のすぐ側に豊沢川が。
さわさわ、と言うよりも
ざあざあ流れています。
ずっと雨降りが続いていたからでしょうか。


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まず、お風呂♪
4つ源泉があって、おふろは5つ、わくわくします。
こちらのお風呂は源泉掛け流し、循環もせず、水も足していません。
ぬる湯も湧くので熱い場合は混ぜて、ちょうど良い湯加減にします。
                   (売店のおかあさん談)
贅沢ですねぇ。

最初に入ったのが、部屋に一番近い龍宮の湯
こじんまりとしたお風呂で、だ〜れもいません。みんなごはんかな?
まろやかで、やさしいお湯のように感じました。



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お風呂から上がって、ほぉっとしていると
女将さんが夕食を運んで来てくれました。
やっぱりお部屋でいただくのがよいですね。

ひとり晩酌しながらゆっくりいただきました。
地味なようですがていねいに作られたごはんは
ぜんぶ美味し〜い。

和食が落ち着きます。


少しごろごろしてから
藤三旅館名物 白猿の湯へ。
(混浴/女性専用の時間有り)
日本一深い岩風呂、立ったまま入るプールみたいなお風呂です。
湯底から源泉が湧き出ているんですよ〜すごいすごい。

引き戸をがらがらと開けると、階段の下には岩風呂が!
湯婆々がいそうな、独特の雰囲気です。
入ってみると本当に深い…
下は岩場なので調子に乗って歩き回っていると
深みにはまって大慌てすることになります。
わたしの身長ではつま先立ちしても、一番深いところは鼻のすぐ下までありました。
深さ125cmとなっているけれど、もっと深いような気がします。

立って入るので循環がよくなるためか、
少し入っているだけで身体がぽかぽかして来ました。
腰痛に効きそうです。
 
 
 
 
部屋に戻り、テレビを見ながら、ごろごろ。
今日1日の日記を書きながら、ごろごろ。
さてと、こんどは…自炊部の探検も兼ねて、河鹿の湯へ♪

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こちらが自炊部。ゥヮ〜つげ義春の世界。
売店はとっくに閉まっているし、廊下は薄暗いし、
どこ歩いてんだか分かんないし、壁には虫がぁぁ。


ひとりで自炊部に泊まるのは怖いなぁ、
でも誰か一緒に来てくれるのだろうか…と思いながら
深夜、迷路のような館内をうろうろ徘徊。
こちらの方が怪しいですね。



一通り歩いた後、河鹿の湯へ。
脱衣棚がかなりの年季の入り様で、古さがたまりません。
「豊沢川のせせらぎを聞きながら
ごゆっくりとおくつろぎ下さい」とありますが、
展望風呂だけど、外は真っ暗(当たり前)
とてもおくつろぎ出来、ません・・・

びくびくしながら、お風呂に入りました。
自炊部探検が尾を引いたようです。 



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ちなみに自炊部の入り口はこんなです。渋い。
藤三旅館は旅館部と自炊部に分かれていて、
スリッパの色も華やかな赤と地味な茶に
分かれています。

宿泊中の方たちと
廊下や売店、お風呂ですれ違う時には
自然と目線はスリッパに。
観光客っぽい人、ファミリーは、赤。
ベテランの雰囲気を醸し出している人は、
やっぱり茶色。

いつか茶色いスリッパの似合う人に
なりたいなぁ。




だんだん明日の計画を立てるのが面倒になり
どうにかなるさぁ、と思いながら眠りにつく。
by airtextile | 2006-08-10 11:23 | [Diary] 日記