2006年 08月 02日
みちのく一人旅 〜7/23 電車の中では食べてばかり (2)
エアコンが効き過ぎの車内は
とにかく寒くて辛かったです。
周りの人がうとうとしているのを良い事に
その場で長袖を重ね着する。
それでも水戸あたりで耐えられず
弱冷房車両に乗り換えてホッとする。
都内のように数分で乗り継げるわけもなく
何分も駅に停まっていたり、
観光も食事も出来ない、1時間弱の待ち時間がぽつぽつとあります。
10分くらいだと電車から降りて
ん〜と伸びて、ストレッチ。
はじめて1時間の待ち時間が「いわき駅」でした。
駅のまわりをふらついていると、そこの一角だけ昭和の香りがするコーナーが。
吸い寄せられると、ふくよかなおばあちゃんがお店番。
パンとケーキの市川でした。
飾り気の無いパンたちが並んで、どれも美味しそう。
おやつに、卵ぱんとカボチャぱんを買いました。
スーパーで売っている卵ぱんと全然違う…
表面が少しねとっ としていて、たまごたっぷりです。
袋の上の方に「パン食に優る主食なし」と名言が。
すごい、言い切っちゃってますね。
ごはん派だけど、市川さんに言われるとそうなのかも…ね。
お店には、卵ぱんで出来たパンダパンがたくさんぶら下がっていて、なごみます。
欲しかったけれど、帰る頃には絶対粉々になると思い、諦める。
いわき駅からボックス席になり
一気に旅してる気分になります。
がたごと揺られて、原ノ町駅で20分待ち。
ホームには駅弁売りのおねえさまが♪
それほどお腹はすいていなかったけれど
この駅では、きちんと箱を肩から提げて販売していて
あまり見ない光景が懐かしく、これは買わねば!と思いました。
汐干がり弁当(あさりごはん)と、かにめしがあって
本当は、あさりめしを選ぶのが正解(たぶん)のところ
かにめしをいただきました。
どうしてこんな場所でかに?長万部みたい。
でも気分はかにめしだったのです。。。
これまた古〜い
駅弁感を醸し出しているパッケージ。
開けると、はーい
かにだらけー♪
と、思って食べると
かにだらけーでは? ない!
タケノコもたくさん混ざってるのね、しょんぼり。
気づいた時は淋しく思いましたが
ほんのり中華風の味付けで
とっても美味しい。
おかわりしたくなりました。
もぐもぐ。
また食べてばかりです。
うつらうつらと、うたた寝
のんびりな景色をぼーっと眺める
この繰り返しで、あっけなく仙台へ。