みちのく一人旅 〜7/27 自転車と旅する最終日 (15)


隣にあるお寺の鐘で目が覚めました、6時。

お座敷でおじさんたちと一緒に朝食をいただきながら、最後の1日を考える。
今日中に横浜へ戻らないといけない…
青春きっぷで帰るなら、すぐに遠野を発たなければいけないし
もう少し遠野をまわるなら、帰りは新幹線。

ん〜 やっぱり後者で。


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とても天気がいいし
ギリギリまで遠野で遊ぶことにしました。


今日は朝から自転車で
昨日と同じ道を飛ばします。



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さすらい地蔵
の前を通るのも3度目。
ガイドブックに載っている写真と違うんですよね…
気になって調べてみると
台座に固定されてしまったようです。

強風で倒れたり、何かあったら大変だからかな。
さすらえなくなってしまって、
なんだか可哀想。顔も無いし。


遠野には民話に出て来る場所や
神社、地蔵、山神の石塔など
道端のあちらこちらにあって
その場所に居られることだけで満足の1日。



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自転車を走らせていると遠くの山頂で
たくさんのプロペラが回っているのが見えて
気持ちがよく
合わせてくるくるペダルを回す。

国内最大規模の
釜石広域ウィンドファームでした。
(写真では見えませんね…)




昨日行った伝承園とかっぱ淵を過ぎて
姥捨て山のデンデラ野に着きました。

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天気がよすぎて爽やかで
真実味が薄く、怖いような、複雑な気分。

平日だからまったく人気も無いし…
細い雑草だらけの道を歩いて行くと
カサカサカサと物音が。
足元を見ると、黄土色した蛇〜(ふぇぇ)
ここまで必死に自転車で来たのだから、行かねば。
半泣きのまま、もっと進むと
草むらの中に人の顔!〜(ひぃぃ)
本当に声を出してしまいました。

でもその顔が、笑ってる。
ひどい…薪割りしてたおじさん、絶対狙っていたと思われます。
どことなく父に似たおじさんと少しお話して、やっと落ち着く。



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また自転車を漕いでいくと
山口の水車に着きました。

このあたりまで来ると
ずいぶんのどかな風景になります。
ほっと一休み。



またまた自転車を炎天下の中走らせ
気持ちいいな〜なんてのんきに漕ぐ。
時には猛スピードで漕いでみる。
!! ん? 腕がじりじりしてる…これは日焼け、ですね…

はぁ〜梅雨明け前だから天気になるなんて全く予想していなかったので
日焼け止めは置いて来たのです。横浜に。


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やっとの思いでふるさと村に着く。
とても広い敷地の中に
ぽつぽつと藁葺き屋根の家が建っています。
こちらでも馬っこ体験がありました。
(事前に予約が必要)

ふらふら散歩してから、そろそろ帰らなくては…
帰り道は12キロ。



あちこち、遠野を自転車で駆け回り
観光案内所に着くと、なんと6時間近く借りていました。
観光協会の方に「すごく遠くで見かけたんですけど…」と言われ、恥ずかしくなる。
「頑張って走っていたので…」とオマケしてくれて、更に恥ずかしくなる。


と言う訳で、青春18きっぷは行きだけ。
青春は片道だけ、帰りは青春など無く新幹線であっと言う間です。
ほっとしたら仙台、うとうとして目が覚めて、慌てて駅弁食べたら東京。
行きに丸1日かけた反動で、東北ってこんな近かったのね。
いつでも行けちゃう距離。と思ったのでした。


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*青春18きっぷ豆知識*

降りた駅、乗り継ぎに余裕がある駅の改札で
「下車印」を貰いましょう。

5日分乗り切れば
下車印まみれの鉄道オタクっぽい切符に
仕上がりますよ〜♪


↑まだ1日分なので、とてもあっさりした切符です。
青春18きっぷの残りはあと4日分。
期限は9月10日まで。


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         旅すると「また行きたいなあ」と感じます。
         でも時間が経つと、なかなか実現しないもの。
         岩手は本当にまた行くんだろうなと思わせる
         魅力のあるところでした。
         特におばあちゃん子(だった人)には、おすすめです。
         岩手には可愛らしいおばあちゃんがたくさんいるんですよ。





         お終い。
by airtextile | 2006-09-01 20:10 | [Diary] 日記