東陽町スクールのついでに
GALLERY A4 へ。


神社仏閣へ行くと
とてもとても大きな存在だから
歴史ある建造物として大きく見てしまい、
小さな部分を見落としてしまう。
天井に絵が描いてあったり、真ん中にどーんと仏像があったりすると
んんん!目に焼き付けてゆくぞ。と意気込んではみますが。
なかなか細かなパーツや素材まで、目を向けることなく、
さささと次の目的へ向かってしまいます。


この展示を見ると
ひとつひとつ、職人さんたちの匠があるからこそ
月日が経っても変わらぬ美がうまれるのだと思いました。


奥の方には
花鳥風月などをあしらった美しい引手金具が、ケースにぎっしり並べられています。
シンプルで美しかったり
細かな模様が刻まれていたり
うっとりです。



そして展示の最後にものすごい空間が。

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写真は
竹中大工道具館より


大正8年創業、平成20年8月に店を閉じてしまった
老舗金具屋「清水商店」が再現されていました。
こんな素晴らしいお店が赤坂にあったなんて知らなかった (;_;)


これから家を建てるわけではないけれど、
金具が欲しかったわけでもないけれど、
なんちゃって清水商店だけど、
歴史あるお店の中で、引手金具を選んでいる気分になれました。


スクール前に時間あるし、無料だし、ふらっと行っとくか♪
のノリで立ち寄ったわたしをお許しください。と思ったのでした。



 建築装飾にみる金工技法
〜9月25日
GALLERY A4
by airtextile | 2009-09-23 21:51 | [Diary] 日記

フェルト作家 橘記子です


by airtextile